ただただ混乱のなか、警察署でおしえられるままに手続きをし、とりあえず遺体を引取ることがまずはできたのだった。
ただただ混乱のなか、警察署でおしえられるままに手続きをし、とりあえず遺体を引取ることがまずはできたのだった。
しかし事実は変えようもなく、さらには人生最悪の日々も終焉することなく、綿々とつづいていたのである。
そんなことよりも、
制服警官による夫の死亡通知以降、いまにいたるまでそれが悪夢であればいいと、何度おもったことか。
ただ、保険金申請の手続きについては、いまのかのじょにとって重要ではなかった。ただし余事として、のちに弁護士がその手続きをすることとなる。だからこれでおく。
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