だがそのときはさすがに眼はやや血走り、おもわず感情あらわにつよい口調となってしまった。警察への怒りが、じぶんが発した言葉につられて炎上したからだ。どうじに、肩をふるわせたのだった。
だがそのときはさすがに眼はやや血走り、おもわず感情あらわにつよい口調となってしまった。警察への怒りが、じぶんが発した言葉につられて炎上したからだ。どうじに、肩をふるわせたのだった。
つづけて、事故と断定した警察の所見にたいし、異議申し立てしたその内容をわかき弁護士に語ったのだった。
それで、わかりやすくしかも順序だてることができたのである。ただし、怒りや悔しさはそのままであったが。
でもっての肝心の本題。だったからこそ、はやる気持ちを抑えきれず、
「訴えを警察はとりあげてくれませんでした。それで相談しに」きたと、そのことを二度力説したのである。生意気だった担当官のようすなど、引きも足しもしていないあらましをのべたあと、切実なおもいとして。
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