いっぽうの妙がその説明からうけた印象はというと、いわゆる“いい分”でしかない、だった。
感情的にとはいえ“いい分”としたのには、かのじょなりの理屈もあった。ただしはた目には、屁理屈にきこえる代物ではあるが。