そしてようやく、であった。
肩をおとしつつため息をゆっくりと吐きながら、おもむろに決めたのだ、仕方がない、今日のところは諦めるしかないと。
”今日のところは“とおもってはみたものの、では別の手立てを…、なんどいまの精神状態ではおもいつけるはずもなく。